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2008-03-31

どこまでもついていきます。まる六道東ツアー 序章編

今回のひとり追っかけ旅 あきらめ顔の家族とは別に口の悪い知人からは、
"本当に歳取ってからハマると大変だねェ。まあ飲み屋のネエちゃんに入れ込むよりはマシかも知れないけど・・"なんと失礼な、まる六は六文銭時代から数えて36年前から一筋だし、飲み屋のネエちゃんと比較するなんて"この無礼者が!、そこに直れ"。そんなことを言いながら"じゃがポックル買って来て"なんて難題をリクエストするんだから困ったものだ。

さて、帰ってから序章を書くのもなんだけど、どうしても見て来たライブのコンレポだけを纏めるだけでは想いを表現することができなくて、少し時間を頂いて全体を纏めたものにしたいと思う(それをここで紹介するかどうかは別だけど)。何しろ今回のひとり旅、まる六を通しての自分探しの旅ではあったので。

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※今回のおっかけの資料集。釧路のこへさん手書プログラムやチケット類etc.


●ここでは序章として、今回のツアースケジュールを追って会場紹介から・・
今回の道東ツアー、基本的にはこへさんの地元中心ということもありある種、凱旋公演の趣もあるのかも知れない。まずは今回開催された(名寄は今日だけど)会場から紹介して行こう。

まずは釧路。会場は釧路港&釧路川に面した釧路芸術館
如何にも箱もの行政の典型だけど、こんなライブを開催するにはふさわしい約200席、ステージというよりフロアに向けて緩やかな傾斜のある大変見やすいレイアウトの会場だった。小室さん曰く"おけい、いいかい。この会場を見てまる六が人気があると勘違いしちゃいけないよ。ここにいるのはみんな恒平の親戚ばかりだから"と爆笑を誘ったくらい一番同窓会的雰囲気が高かったのも事実。こへさん手書のプログラムには主催者欄に"○○高校同窓生"の記載もありました。(一応高校名は伏せ字で)
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続いては、鶴居村。ふるさと情報館みなくる内映像ホール。
釧路湿原を抱える酪農と鶴と観光で潤う裕福な村とのこと。まる六のコンサートも文化事業の一環として村の後援もあるらしい。できることなら役場内のホールの方が大きいのだけど、会場は図書館や巨大な酪農展示コーナーに併設されたこじんまりとした映像ホール。釧路の会場と比べると50人、入るか入らないかの小さな会場だった。建物全体はこれこそ箱もの行政の典型的な立派なのだけど、ここだけは参加できず当日の状況はわかりません。
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さて帯広へ移る前におけいさんもご覧になったようだけど、鶴居村は丹頂鶴の飛来地でもある。会場自体もサンクチュアリに隣接しており、自然に鶴が羽根を休めていた。そして十勝平野を横断するとあの足寄も・・
13248624_3811759847s※牧場横の水場に・・ 

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※広大な十勝平野は丘陵全体が畑という感じ。そして足寄と言えば・・

いよいよ帯広。六花亭の本店がある(関係ないか?)この本店でしか販売していないサクサクパイ。何しろ賞味期限(品質的には問題ないけど、売りのサクサク感のためには3時間とのこと)が極めて短い。連日のライブで立ち寄る時間もないと思い差し入れしたのだが、食べた直後は口の中がぱくぱくになってしまって歌えなくなったらと考えると失敗だったかも。
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帯広は地元のアマチュアバンドとの共演となった。会場は楽器店に併設されたライブホールMEGA STONE
千春の足寄にも近く、アマチュア活動も活発なのだと思う。皆さん、神様である小室さんの前では・・というフレーズが多かったけれど、多分小室さんはそんな表現はお好きでないはず。主催の"ノスタルジックコンサート実行委員会"というのもまる六的ではないような。この辺りについては今後のレポートで・・。
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※会場内にはこんな展示も・・

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※120名位で満員のホール

13248624_3312019951sそして札幌。こへさんが道場破り!で開拓した居酒屋拓郎である。
ここは凄かった。地下鉄すすきの駅の出口横、何故か名古屋の手羽先やまちゃんの隣というロケーション。(でも皆さん、やまちゃんは全国展開しているけれど、名古屋手羽先の元祖は風来坊なのでよろしく!)
正直普段のレイアウトでは30名位で満員ではないのかと。そこへ90人は居たはず。まる六の前30cm!!に先頭席が設けれれていて、おけいさんに触れたりするとすすきのうさぎ跳び1周のペナルティがローカルルールとしてあるらしい?


さて、北海道のおっかけは札幌で終了している。
しかしまる六の皆さんは30日には旭川のアーリータイムスで(こへさんとお話したら旭川というより店主の野沢さんの手によるフォークの資料館という趣らしい。こへさんはHPによると2005年にソロライブを開催された)、そして本日31日には名寄の映画館で道東ツアー最終日を迎える。ここは"はじまりはじまる"にも入っている"君は誰かな"の作詞者でもある札幌在住の歌人糸田ともよさんのご親戚の関係での開催。ご本人には札幌でお会いすることができたがとても素敵な方だった。歌詞そのままの繊細な雰囲気をお持ちの方でもあった。

幸いなことに?道東ツアーはまだ終わっていない。本来なら今は名寄にいなくてはならないが、とりあえずは雇われの身、決算期の月末は何があるかもわからず旅の余韻を持って自宅待機としている。これから、ライブの中身を纏める時間を作らなくては(取りあえず今日は時間があるけど頭が働かない!)・・それにプラスして全体をエッセーとして書き上げる予定だから、時間はいくらあっても足りないかも。(仕事どころじゃないかもね)

でもまる六はお一人お一人は私の人生の道標であり、進路を照らすドライビングランプのような人達だから・・。フォークソングという言葉に特別な想いはないけれど、人生はこれまでもまさにフォークな人生を送ってきたという自負はある。後発だからDNAとは言えないが36年前に移植された臓器感覚なのか半世紀を超えた体に締める割合は高いと思う。道東おっかけはおわったけれど、私のまる六おっかけはこれからも続いていく。

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