生きている証に SONG TO SOUL~永遠の一曲~"結婚しようよ”
再放送だけどBSiでSONG TO SOUL~永遠の一曲~を見た
よくご存知の方なら意外と思われるかも知れないけれど、まず私の記事では取り上げられないだろうその曲は"結婚しようよ"である(1月の再放送)
この番組、内容は"あなたは、あなたの「永遠の一曲」にいつ、どこで、どんな状況で、めぐり会っ
たのでしょうか。番組は、ある人物が心に抱く大切な音楽から始まります。そして、その音楽と出会った時代、その音楽が流行った時代、さらに、その音楽が誕
生した時代へと、次々と時空を遡りま<す。 "と案内されている。
ジャンルはなく、初回は"青い影"だった。
ということで60年代後半から70年代前半にかけて、彼がスターになっていく様を当時の関係者のインタビューやNEWS映像なんかを絡めて紹介されてい
く。めずらしく番組を通じてこの曲を肯定的には描かれていなかった。坂崎さんも"この歌と旅の宿は当時のファンとしては嫌いな曲だった"とまで言い切って
いた。そして一部では、この歌の意味をおけいさんとの関係で表現されるのだが、番組内ではその点については全く触れられていなかった。更に言えば、本人の
話がインタビューも含めて全くないのも、少し違和感を感じたが。
単に本来のフォークソングとは違うPOPな感覚の曲だとか、帰れコールに嫌気がさして篠島まで封印された曲っていう断定は、いろんな方にインタビューしている割には極めて断片的でちょっと短絡的だと思うけれど。
ほんの少しの収穫は、
一夜にして伝説となった71年の中津川の写真の中に、おけいさんの姿を発見したこと。そして、この曲のディレクターだった加藤和彦さんのお話。レコーディ
ングは加藤さんの趣味で行われたこと、バックでインド製の椅子をたたいてリズムをとっているのは"あのすばらしい愛・・”と同じで、実際にリズムを刻んで
いたのは林立夫さん、その他松任谷正隆も参加していることなどを話されていたことだろうか。
時代を感じさせる内容とつい昨日の出来事のように思える感覚、
その僅かな歴史の中に自分の足跡も見えるのは考えてみると不思議な感覚だと思う。自分の歩んだきた道も歴史の一部になってしまったのか・・
でも、いろんな意味でも私にとっては嫌いな曲のひとつではある。
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