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2008-11-24

たまにはね・・ポプコンの街のおけいさん

話さなくても通じるなんて・・ ホントに思っているの・・♪

人生で一番長くつきあうことになる他人は夫婦なのかも知れない。
そして実際やっかいなことに他人同士の間に他人とは呼べない子供ができることにより、他人でありながら切ってもきれない関係になる。

屁理屈と言われるかも知れないが、夫婦は離婚すると赤の他人になることは可能だけど、その間にできた子供となると好むと好まざるとに関わらずDNA/染色体により倫理を越えたレベルで他人とは決して呼べない存在になってしまう。

生物の本能で言えば、結婚なんて所詮、自らのDNAを未来に続けるために仕方なく?他人=女性の力を借りて子という、ある面自分自身の分身を残す事が最大のミッションとなる。結果、赤の他人の力を得る為に、恋愛感情などという誠に不可思議な分析しようもないものを使って、あたかも他人同士でありながら疑似分身、疑似同一DNAのごとく錯覚を起こされる術を万物の神は、我々人類に与えたのだと思う。

そう、恋愛なんてそんな錯覚を起こさせる触媒のようなものかも知れない。
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※会場は浜北駅側のおとぎ草子   ※ベストマッチソロの香真良さんと。 

その究極の結果としての結婚も、10年、20年と経過すれば当然の如く、錯覚の残骸のみが残る形となるのはある面当然なのか?
時として男どもは釣った魚に餌はやらねえと見栄を張る事もあるけれど、赤の他人とは違う近近しい関係の証として、言葉にはならない阿吽の呼吸での意志の疎通をはかりたいのだと思う。
あなたの爪が甘くテタチツテト でもここまで来たのだからナニヌネノ・・♪

おけいさん、女性よりも遥かに哀れな男共の方が、愛する人の一言だけで簡単に天国から地獄まで行き来してしまうのですよ!

それでも意味深な歌詞で、おけいさんにまるでこちらを見据えられたような視線で歌われると、ついつい負けそうになってしまうけれど、やはり女性の方がはるかにしたたかで、強い存在であることはおけいさん自身が証明しているような気がするけれど(ゴメンナサイ)

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それにしてもこの希代な歌姫は、2008年のソロライブの締めくくり、"いいふうふ1122"を挟んで3日連続で行われた浜松でも輝き続けていた。
ソロとしては来年までお別れだけど、進化し続ける歌姫として来る年も更に輝きを増すであろうことを予感させていた。

ファンとしてできることは決して多くはないけれど、こんな歌姫と僅かであっても魅力的な時間/空間を共有できる喜びをひとりでも多くの方に伝えることだと思うし、過去を懐かしむファンだけでなく、その進化、進歩にふさわしくその魅力をまだ知らぬ人々がその魅力に触れる機会が拡大していくことを願うばかりである。
とは言え、あくまでご本人の望む形で、おけいさんらしく進めれることを、歌姫と同等以上に魅力的なそのお人柄のためにも・・。

08年のソロLIVEの締めと言う事で、09年への期待を込めてエールのようなコンレポにしたいと思う。たまにはね!でも私の場合はいつものことかも知れないな。

小田原〜修善寺〜浜松と続いてソロLIVE。最終日の浜松への移動の新幹線からは冬晴れに映える富士山が奇麗だったとおっしゃっていた。SQUARE直後といことも有りセットリストはそれを踏襲したものか?
今日のおけいさんは、いつものスリムなジーンズ姿ではなく、フェミニンなざっくりとした素材のワンピース。ボルドーのストッキングと合わせていつにも増して魅力的なステージ衣装だ。
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会場のおとぎ草子は、1月に猫とジョイントで訪れた場所。何人かにお聞きするとソロのおけいさんは初めてとのことだった。そう08年はおけいさんにとって地方でのソロLIVEを充実させた年でもあった。その意味では締めくくりの地はポプコンでも有名な楽器の街(いまではほとんど作ってないとのことだけど)浜松で開催された。

オーディエンスの中には嬬恋のイベントでおなじみの木下さんもお出でになり、また最前列には地元のアーティストもソロのおけいさんと見事にシンクロする香真良さんのギターに魅入っておられた。

定刻より若干遅れて、"あめのことば"でおとぎ草子LIVEはスタートした。
地方でのソロLIVEのセットリストは考えてみると難しい。大半は地元のフォークソングファンとなればおけいさんならおけいさんなりに"聴きたい"歌があるはず。とは言え今のおけいさんは進化形の最中であり、決して懐かしの歌手ではない。そのあたりのバランスは悩ましいけれど、最近のおけいさんはいい意味での裏切りを続けている。昨夜も全19曲中、所謂"聴きたい"歌は7曲のみ。

それを補完する意味でも、誰もが知っている、それでいて意外なカバー曲を積極的に歌われる。また聴きたい歌の中には、極めて近しい歌でも意外さを感じるであろうオーディエンスがいる歌も含まれる。
ヴォーカリストおけいとしても進化は当然としても、香真良さんのアレンジと共にカバー曲というよりおけいサウンドとして心に響いてくるところがすばらしいと思う。

そしてまる六では決して聴く事ができないオリジナルソングも充実してきた。
冒頭フィーチャーした最新のオリジナル"たまにはね(仮称)"をはじめ5曲も含まれる。今回歌われなかったオリジナルソングも多くなってきたし、そろそろ全曲オリジナルアルバムも夢ではなくなったのではないかと思う。

会場の熱気に押されていたのか前半のMCにはやや固さ(ご本人は否定されたが)が感じられたが、後半は別人のように舌好調だった。3連続の疲れなど微塵もみせないパワフルな歌唱が続いていた。

"聴きたい"曲以外でも、十二分にオーディエンスをおけいワールドに導いていたのは事実だった。この聴くよりも歌いたい人の方が多いのではと言われる浜松においても確実に進化形のおけいさんの魅力は通じたと思う。
09年の更なる飛躍、進化の完成形に想いをはせながら、浜松の夜は深く深く更けていった。

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09年もおけいさんに幸あれ。まだ早いけれど、ソロのおけいさんが、おけいさんらしく、変わらぬ美しさとオーディエンスがうらやむスタイルの良さ(何度も言うけど同じ人間とは思えない)にも磨きをかけて、何よりソロのおけいさんを支える香真良さんも魅力に加えて、更に更に進化することを願わざるを得なかった。

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コメント

ふるさと浜北様

おいで頂きありがとうございます。
こちらこそお邪魔いたしました。

ソロのおけいさんのすばらしさを感じて頂けたのなら
ファンとしてこれほどうれしいことはありません。
何せ、ライブにお出で頂かないとその良さを判っていただけないので。

春先に名古屋でソロライブを開催できればと思っています。
決定したらご案内させて頂きますので
こちらの知人様等にお知らせ頂ければ感謝感激です。

私の夢はひとりでも多くの方におけいさんのすばらしさを
お伝えすることなので。

こちらこそよろしくお願いいたします。

投稿: たくみ | 2008-11-26 21時20分

どうも2(^‐^)ゝ

遅くなりましたが、
おとぎ草子おケイさんライブ
お疲れ様でした!(^^)!
本当に素敵な良いライブでした♪
私の仲間達も感激しておりましたよ(^-^)v

~これを機に今後もあれこれ
よろしくお願い致します
また覗きに寄りまする!
では2・・(^o^)/¨¨"・・≪

投稿: ふるさと浜北 | 2008-11-26 21時01分

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