今時のPP&Mです。
いよいよオバマが大統領にということでアメリカは大騒ぎです。
関係ない日本人までウキウキしている姿を見ると、その前にマンガ太郎をなんとかしろよって言いたくなるのですが、総理大臣以前に政治家にしちゃいけないのに、日本では政治屋が家業になってしまっているので、こんなおばかがなってしまうんですね。この閉塞感、誰も支持しなくても本人が言わない限り、解散も辞任もさせられないわけですから困ったものです。まあ、救いと言えば、9月までには終わるということぐらいでしょうか?ただ、その間に官僚連中は着々と悪知恵を働かせていくのでしょう。日本は議会制民主主義ではなく、官僚制独裁主義なのですから。民主がいい悪いは別にして、傲慢な官僚組織にどちらが対抗できるかが一番の判断基準だと思います。
さて先週の土曜日、NHK-BSのリクエスト大会の影に隠れて、ひっそり放映されたのがPP&Mのシドニーでのスタジアムライブ(1964年!)でした。結構、直前に放映内容がオープンされたものなので予約ができなかったのですが、後半30分程度をなんとか録画することができました。
もちろんPP&Mは知ってはいたものの、映像的にはそれほど記憶にはなく、画質の悪いモノクロ映像でしたが結構興味深いものでした。
何より、小室さんが最初に作ったグループがPPMフォロワーズ、つまりPPMのコピーバンドですが、その意味がなんとなく判ったような気がします。男性2名+女性1名のユニットで、女性はヴォーカル専用、そう、まる六と同じなんですね。美しいマリーさんはまるでおけいさんのようです。まる六をご覧になったことがある方にはおなじみかも知れませんが、曲によりリードヴォーカルを取る人によって微妙に立ち位置を変えたり、引いたりする様が"あっ、まる六と同じだ"と思ってしまいました。ソロだったり、3人のハーモニーで聴かせたりするのも良く似ていますね。
ひょっとして、小室さんがやりたかったのは六文銭より、まる六の方なのかもと思ってしまいました。とにかく、すばらしいかったです。
そのライブとは違いますが、まずは"時代は変わる"
そして、アンディウイリアムズショーでしょうか?"悲惨な戦争"
最後は、シドニーのライブで最後に歌われたのは"天使のハンマー"ですが、この歌は1963年のキング牧師も参加した20万人ワシントン大行進で歌われていたのが有名でした。それから46年、そのワシントンでオバマが大統領受諾宣言をする。正直、あの時代のエネルギーがオバマやアメリカにあるとは思えませんが、象徴的であることには違いがありません。歌自体が力を持っていた時代は、もうないのかも知れませんが、私にとっては今に生きるPPMとしての"まる六"にそしておけいさんに、そんな力を感じたいと思っています。
そんなPP&Mが最後の六文銭と同じ時期、ベトナム戦争反対集会に参加して歌っている"風に吹かれて"です。1971.4.24ワシントンDC
「ひとりごと。つぶやき。」カテゴリの記事
- 46年前。変わらない永さんへ(2013.08.31)
- 希望の国(2012.10.06)
- 六の日から4日後。 六文銭は無形文化財に。(2012.06.17)
- 3.11 変わったもの。変わらないもの。(2012.03.11)
- 2012年、年のはじめに。(2012.01.02)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント