たなばたの日 おけいさんの初CDについて・・
今日はたなばた。
2年前の七夕はおけいさんのライブで茅ヶ崎へ行っていた。
茅ヶ崎は平塚の近くということもあるのか、結構賑わっていた思い出が蘇る。
あれから2年しか経ってないのか・・
正直、CDを出すだけならライブ盤でも、インディーズでも出せるし、何よりこのすばらしさを
この場に立ち会えない多くのオーディエンスに知らしめることの方が重要だと考えていたのだが・・そんな我々のせっかちな想いをよそに
おけいさん自身はずっと期が熟すのを辛抱強く待っているように思えた。
そして明日8日には待望のおけいさん初のソロCDが発売される。
そんな意味でもこのソロCDの発売、おけいさんの夢のひとつであるのは確かだろう。
とにかく、この歌姫ときたら、
こんなにステキなパフォーマンスを我々に魅せてくれるのに
どこまでも謙虚で、ご自身の魅力にはなぜか懐疑的な感じがしてならない。
そんな彼女にとって、
ご自身のパフォーマンスがCDという形で記録されること、
メジャーレーベルから発売されることで
唯一自らの価値を確信できるのかも知れない。
勿論、我々にできることと言ったら
心からリスペクトすることはできても、
その想いを具体的に伝える術をもたない。
ライブに集うこと、声援や感動の拍手を送る事はできても
彼女自身に自らの魅力を納得させるにはあまりに無力のような気がする。
30数年前、六文銭としての1枚のLP
六文銭としての出発の歌
メモリアルとしての2枚のLP
・・・
そして
28年振りに再開した活動での2枚のCD
確かにそれは彼女だけの魅力の証ではなかったのかも知れない。
そうじゃないですよ!それらはすべておけいさんあっての
魅力なのですよって言ったところで、彼女自身を納得させるだけの
言葉も力も持ち得ていない。
そんな意味でも明日発売される"初恋"で
歌に、そして歌う事に恋したおけいさんが自らの魅力を確信して頂けるのなら
我々は、少なくとも私はどんなにうれしいことだろう。
そう貴女は本当にステキな歌姫なのです。
歌う事で、その場にいるだけでどれだけの心の安らぎを与え、
遠い記憶を瞬間に時空を越えて蘇らせることができるのかを
そんな魔法の歌声を、あらかじめ与えられた天賦の才能であることを
どうか確信してください。
そして同時に、貴女自身の魅力は
CDの中だけに留めることは到底不可能なことであることを。
たなばたは1年に1度のめぐりあいかも知れないけれど
このCDは30数年目にしてはじめてのおけいさんのマイルストーン、
ただ、おけいさん、これは決して目標ではないですよ!
単なるはじまりにしかすぎません。
貴女自身がご自身の魅力を確信して、より多くのオーディエンスに
魅惑の歌声を伝えるスタートなのだと思います。
たなばたの日に願いを込めて。
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