黒のレギンス
この夏、気象庁も認める異常気象の高温の猛暑日が続く。
何せ、8/31にこの夏最高の37.3度を記録したかと思ったら、
9月最初の土曜日に38度だって!(救いは多少夜はましってとこか?)
そんな暑さの中、もうひとつこの夏に異常増殖したのが黒いレギンス。
まあ、女性のファッションのケチをつけるつもりは毛頭ないが、美的にも、機能的にもついつい一言いいたくなってしまう。
レギンス、有り体に言えば女性用の股引である。(女性の皆さんゴメンナサイ)トレンカなんていう派生種もあるが(こちらは野球のソックスみたいに足裏にひっかけるのがついている、大昔のスキーパンツとも言えるが)、一昔前はスパッツと呼んでいたが、いずれにしてももともとは防寒具の一種だったように思う。
それがこの猛暑に大増殖である。
しかも圧倒的に黒が多い。股引と言ったが、厚手のパンスト、足首から先がないタイツみたいなものなので、暑さとは対照的なファッションのはずだが・・
確かに冷房が強すぎる中、冷え性の女性にはありがたいアイテムなのかも知れないけれど、その増殖ぶりをみると決して冷房対策とは思えない。
まあ、見た目が暑苦しいとまでは言わないが、それと合わされるアイテムによってはもう少しなんとかならないのっと、逆セクハラのような感じも受けてしまう。
個人的に許せないのはジーンズ系のショートパンツとの組み合わせ。まずシルエットが良くない。埴輪みたいって言ったら言い過ぎかしら。何より機能的にもおかしんじゃないのって。暑いのか、寒いのかはっきりしてよって感じかな。まるで超ミニの制服の女子校生がスカートの中にジャージを履いてるみたい。
短い脚を少しでも長くみせるために短いパンツを履いて、締まる黒で細く見せたいんだろうけど、シルエット的にも見た目も決して美しいとは思えない。
類似のファッションで、短いチェニックや長目のオーバーブラウスの下に何も着けずにレギンスだけっていうの、これも犯罪に近いよね。脚を長く見せたいのは判るけど、ある面お尻丸出しで歩いているのと一緒でしょ。階段やエスカレーターでこんな人の後ろには決してなりたくないですね。
もうひとつはレギンスそのもので、裾の部分がレースになっているもの。もともと股引っていう下着感覚の部分を強調しているみたいで、喜んで履いている人の気が知れない。
そんなことを思っていたら、秋のトレンドはレギパンだって!?
今でもジーンズ柄のレギンスもあるけど、いよいよ堂々と厚手のパンストだけで街を闊歩する女性が増えるのかしら。
全員が全員黒木メイサじゃないんだから、流行っていればなんでもいいって言うんじゃなくて、くれぐれもご自分に合ったファッションを楽しんでくださいねって、猛暑の秋に考えてみた。
これも暑さのせいと言う事で女性の皆様、お許しを・・
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コメント
keiko様
別に登録は入りませんのでいつでもお気軽にご覧ください。
余りお役に立つとは思えませんので、その点、ご容赦を。
投稿: たくみ | 2010-10-02 13時22分
はじめまして!おもしろそうなブログなので、ぜひ読者登録させて下さい!よろしくお願いします!
投稿: keiko | 2010-10-02 10時44分