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2011-01-13

キラキラの危機

少なくとも東京のラジオを圧倒しているTBS-Rが最近おかしい。
確かに率は取っているが、ラジオ自体が商売として成り立っているわけでなく、
人気があっても金が付かないと厳しいのは営利企業としては仕方ないが。

さすがに永さんや久米さんの番組は、彼らそのものにスポンサーがついているようなものなので、あくまで普遍だけど、
ことキラキラ関してはそろそろ金属疲労なのかその振れ幅が大きいように思う。

最近では上杉さんのポドキャストでも一悶着があったが、
問題なのはメインである小島慶子のスタンス。
もともと無頼派、あえてラジオキャスターを名乗り、一期一会、その瞬間が大事という彼女の姿勢を否定する訳ではないが、それもその瞬間が存在する場があってのことである。

幸運にも彼女は常にその場を用意した人がいて今があることを基本的に理解できていない。そう言うと、なかったらなかったでそれはそれで仕方ないと嘯くのだろうが、彼女を活かすために努力してくれた人達に想いを馳せるくらいの人としての幅はフリーとなった今だからこそ必要だと思うのだが。
フリーとか社員という次元の問題ではなく、キラキラという場、ラジオという場をどう守っていくかについては同様な責任があってもいいと思う。

確かにポドキャストの件でも問題はTBS内にあることは当然だが、だからこそのメインMCとしてどう考えるか、局側の問題だからと局員、他者を否定することしかできないとしたら,余に身勝手なような気がする

時代の寵児として、その意外性にスポットが当ったことにより、いろんなオファーが殺到している状況だから、そんな暇はないのかも知れないけれど、最近、ますます単なるナルシストにしか感じない行動や言動ばかりと思うのは私だけなのだろうか?(それを個性として否定するのではなく)

何より、永さん、久米さん、伊集院さんに感じるラジオ愛が伝わってこない。

確かにその異質感で新しいリスナーを獲得したのは事実だし、
その番組が貴重なエンタテイメントであることは否定のしようがない。
ただ、局員だった時は同局内を非難することはできて、フリーになったらその舌鋒が歪んできていると思うのは考え過ぎか?お約束の身内ネタだったとしたら、裏切られたと思うリスナーも多いのでは、と。

ラジオファンとして、しがらみがあるのならTBSの冠を降ろしてでもこのラジオという場を守ってもらいたいという願いを込めて、キラキラ頑張れとエールを送りたい。

だったら、"Tシャツあげちゃう!”

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